3ヶ月目に戻ってきた記憶

Journal0902271
あと数日で娘が産まれて3ヶ月。
体重は産まれてきた時の倍になりました。
娘の生活のリズムができてきて、いろんな余裕がでてきたからか、今まで曖昧だった出産の時の様子が今になってハッキリと思い出せるようになってきました。
陣痛の痛みに震えが止まらなくて、うわごとのように「助けて」と私が言った時の辛そうな母親の「大丈夫、もう出てくるよ」の声。
それに「嘘ばっか!そう言ってもう10時間以上苦しんでるじゃん!」と冷静に心の中で抗議していたもう一人の私の声(^-^;
苦しんでる私を見守ってくれてた父のむずかしそうな顔。
痛みを和らげようと一生懸命腰をさすってくれた母と夫のゼ〜ハ〜ゼ〜ハ〜した息づかい。
分娩室に入って、「上手上手、もう出てくるよ〜」と助産師さんの様に褒め続けてくれた夫の声。
娘が出てきたとき、テレビでよく見る感動のシーンなんてなくて、「マジで人間が出てきた」と思ってしまった私。
ひとつひとつ鮮明に、そしてそれも急に思い出した出産の記憶。
この3ヶ月があまりにスピーディーで忙しかったから、思い出す暇がなかったのかもしれないけれど。
私のような適当な母親に育てられているにも関わらず、体調を崩すこともなく、順調にすくすく成長してくれている娘に感謝しつつ、これからもどうか元気でいてくれますようにと、そればかり祈る毎日です。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.