とうとう来たよ、お受験の話題

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お受験率が高いと言われている東京。

保育園の時にも小学校受験する子はいたけれど、小学校に入るとこれがかなり身近なものとしてちょいちょい話題になりはじめます。
ほぼ挨拶代わりに受験の話だったりも笑。

我が家はすでにこれに関しては主人と考えが一致しているので、そうそう周りの考えに流されたりはしないと思うのだけれど、それにしても中学受験はこどもの心に大きな負担がのしかかることが多いようで・・

もちろん勉強が好きな子もたくさんいるから、受験勉強を楽しんでできる子もいるようですが、親が高校受験しなくても済むようにと塾に通わせたケースでよく聞くのが、

・ストレスでチックが出てきた
・円形脱毛症になった
・急に自分の鉛筆を全部折り始めた
・壁を叩きながら叫びはじめた
・家出した

なんでそんなことに・・とよくよく聞くと、受験のために1日10時間は勉強しないといけないから、大好きだったバイオリンをやめさせたとか、夏休みも一切休みなしだったとか、友達と遊ぶことなんてもってのほかとか・・。

 

夏休みの夏期講習に行くとなると、普通に50万円とか塾代にかかるんですって。夏期講習がないときでも、塾代平均6万円・・スゴイ。

それだけのお金と時間を使うんだから、親も真剣よね・・。

 

頑張って頑張っていい中学に入ったけど、ついていけなくて「やめたい・・」という子も多いと聞く。

中高大一貫校に入れたけど、勉強したいことが違っていたから大学は受けなおしたケースも。

中学受験てなんなんだろう。

 

思いっきり遊べる小学校の時期を勉強だけに費やして、友達とも遊べず悶々としている子供。
じゃあ彼らはいつ遊べるようになるんだろう。

大学生になってから笑?
それとも遊べないまま社会人になってしまう?

目的があっての受験であれば子供たちにとってもなんの問題もないんだろうけど、この早めにお受験しないと将来不安・・みたいな雰囲気、どうにかならないもんかな。

 

もちろん私も中学についてはすでに調べはじめていますが、夏期講習で夏休みを全部費やして、思いっきり遊んだ〜!っていう思い出のない夏休みなんて・・なんだか寂しいじゃない。

うちの娘ときたら、図書館で黙々と本を読んでいたり、家でお絵描きしていたり、テレビを見たり、ゲームをしたり、プールに行ったり・・それはもう自由に好きなことをして過ごしています。

こどもの好きには制限がないから、本が好きな彼女は好きなだけ本を読み続けるし、それが強制されなくても普段から「文章を書く」という習慣に繋がっている気もしてる。

うちにはマイクがないから、下の子とレゴでマイクを作って、嵐を見ながら歌って踊ったり。自分のパソコンがないからレゴでパソコンを作ってお仕事ごっこをしたり。想像力をめいいっぱい膨らませて、足りないものは自分で作って遊ぶ。それって、とっても大事な事のような気がしてる。

心を育てる大事な時期だもの。

 

いいことも悪いこともいろいろ聞いて、受験を目指す時には私もじっくり娘と話をしようと、先輩ママさんたちの話を聞くたびに思うのでした。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.