その効能を聞けば食べたくなるはずなのに・・

分づき米

我が家はここしばらくずっとお米を5分づき米に精米して食べていますが、5分づき米おいしいよ〜!体にもいいよ〜!といい続けても一向に私の周りではやる傾向なし笑。

まず、精米してもらうのも、ましてや私のように食べる度に家庭用の精米機で精米するのも面倒なんだそうな・・

でも、ご飯って、ほぼ毎日口にするものでしょう?
白米にするとお米の栄養素がほとんど取られた状態になってしまうけど、5分づき米にすると80%程度残った状態でいただけるのご存知?

玄米の匂いが苦手な人でも5分づき米なら結構抵抗なくいただけるはず。お塩を少し入れて炊くと、よりおいしい。ヨーグルトを入れて炊くと、甘みもまして、つややかなご飯になるんだとか。

子供に毎日玄米を食べさせるのは体にきついとお米やさんから聞いて、5分づき米ならと食べさせているのですが、子供に多い便秘が我が家ではまず皆無。食物繊維もしっかり取れるからね。

それに、年を重ねるごとにたくさん必要になってくるビタミンEもしっかり取れるの。これは、抗酸化作用があるので、アンチエイジングになりますね。これからの季節はみかんをよく食べるようにもなるし、そしたらビタミンCとの相乗効果でお肌の調子も良くなる♪しかも昔話題になってたGABAも多く含まれているのです。取るのもったいない。GABAは成長ホルモンの分泌を促してくれるので、疲労回復やお肌つややか〜に効果的。成長期の子供たちにも成長ホルモンの分泌、大事でしょう?

 

こどもたちに、ある日の朝、おむすびをよ〜く観察してみるように言ってみました。

お店で食べたり給食で食べるご飯とどこか違うところはないかって。

そしたらこのごはんのはしっこについてる薄黄色のぽちっとしたところが違うって気付きました。そう、この胚芽にビタミンB・E、ミネラル、食物繊維がたっぷり!GABAに関しては、白米の10倍近く取れるんだって、お米やさんに教えてもらいました。

自分たちが口にする食べ物は体にどんな作用があるのか、こどもたちがとにかく気になっているようなので、時々こうして食べているものを観察しながら栄養の話をします。

少しずつ栄養の話も頭に記憶されるようになってきて、「食物繊維っていうと、明日トイレでスッポ〜ンだね!腸を掃除してくれるんだね!」そう嬉しそうに話します。なんとなく食べるより、血となり肉となり、体の調子を整えてくれると理解して食べるのも、子供達には必要だったりします。体のために、苦手だけど食べておこうかなと思うことも多々あるようで、風邪っぽいから生姜いっぱい使ったスープ作って〜とか、からだの調子を整えてくれるからみかんをひとつ食べて寝ようとか笑。

今、学校でも「今日の給食で使われている食材の栄養」がプリントに書かれているようで、季節の変わり目によく出てくる食材、秋においしい食材・・ちゃんと理解して食べると、普段お腹が空いたからただ食べていた「食」にも、ちょっとまた知って面白い一面があったりして。

嫌いな食べ物が多いこどもたちに、ただ食べるだけじゃない食の面白さが伝わればまた違うのかな〜と、ふと感じる今日この頃。

※ 今後、できるだけ「お料理」のカテゴリーについての記事は、kokoshi cafe blogの方に書こうと思います。レシピやこれまで書いてきた「キッチン限定!捨てない生活」の続きなども・・よかったら読んでくださいませ。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.