随分と時間が空いてしまいましたが・・ようやく「娘と一緒に益子陶器市」の後編です。
※ 「娘と一緒に益子陶器市(前編)」はこちら
毎年欲しいと食器棚の空き具合で悩みに悩む遺跡広場。
いつもは売り切れているのに今年はまだある!?としょっぱなから興奮してしまったうつわやみたすさんのテントからスタート!
ウサギや鹿、ふくろう・・どのモチーフも大好きで、「とにかく集めたい✨」という気持ちと、「この器が生かせる使い道があるのか・・」という気持ちが戦っている笑
娘は欲しいなら買ったらいいじゃない!と無条件に背中を押すので、ここは心を鎮めて考える・・
限りある食器棚の隙間。
ここは真剣に考えるのだ。
陶器市は自分との戦いです。
手元に来た!という嬉しさを味わいたくて買ってしまうことも多々あるのですが・・最近はとにかく器は「使う」ことが最優先なので、コレクションはしないことにしている私です。
はい・・泣く泣く諦めました。
可愛いスイーツが作れるようになったら迎えに行くよ涙
そして、買い足したい器がはっきり決まっている音屋さんへ♪
毎回個展に足を運ぶたびに一枚ずつ迎えていた楕円皿。
今回は色ものにしたいな〜♪そんなことを考えながら。
がしかし!!
初日に楕円皿のほとんどが売り切れたんだとか・・涙
まさか・・と肩を落としかけた時、下の段の棚から1枚楕円皿発見✨
色も素敵!!
フチに入った茶色の釉薬もいい!!
即確保です。
音屋さんの楕円皿は本当によく使うので、kokoshi cafeに送っていただいた際も1枚購入しました♪子どもたちにはウサギモチーフを。私のは今回迎えた薄緑。夫のはブルー。これで家族分揃いました(嬉しい〜!!)
作家の中川さんが娘に、どの器が好き?と聞いてくださり、「最近小さなお料理を作るのが好きだから、小さな器が好きです、このふくろうのお皿とかすっごい可愛い!!」と言った娘に、「じゃあプレゼントしてあげるよ!」と小さなふくろうの小皿をいただきました💓
娘、それはもう大喜びでして。
帰ったらどんなお料理しようかな♪きれいに作れたら、写真撮って中川さんに見せたい!!と大興奮でした。(中川さん、本当に本当にありがとうございます!!!)
陶器市の楽しさの一つは作家さんとのおしゃべり。
どんな風に作っているのか、どんなお料理に使っているのか、今後はどんなイベントに参加されるのか・・
作家さんの人となりを知ることで、器ももっと好きになる。
今回一緒に来てみて、娘には、私が陶器市大好きなんだよね〜と言っていた理由が分かったそうです。
ここで今回の目的がほぼ達成されたので、あとは新しい器を発見するミッションへ。
確か前回もこのテントで長い間迷っていた記憶がありますが・・
やっぱり好きなんです、望月万里さんの作品✨
器の薄さが好き。
時間が経つにつれて味わいがます、変化のある器の特徴が好き。
モチーフがとにかく好き。
今回、この白鳥のジュエリーボックスを長い間迷っていました。
白鳥モチーフと猫モチーフには弱い💦
だけど・・うちに迎えてしまうと飾り棚に埋もれてしまうかもしれない・・
素敵な使い方ができるおうちならいいのだけれど・・
この作品を閉じ込めておくくらいなら!!と泣く泣く我慢(大げさだと娘には呆れられてしまう・・)
我慢が続いたので、少し気分転換に娘のお買い物に付き合ってみることにしました。
小さなお料理に使う豆皿が100円で買えるんだって!!!
嬉しそうに選んでいましたよ。
益子は器の木が生えてくるの!?と一瞬陶器市マジックで信じてしまいそうになる、頭の中空想ワールドの娘。
な訳ない・・
体型がパパに似ているということで、狸の置物を見ると「パパがいる!!」と言ってしまう我が家の面々。
益子はパパで溢れかえっています✨
あっちにもパパ!
こっちにもパパ!
でっかいパパもいる笑!!
翠窯さんのテントではスタンプを押して楽しんでおりました。
これを帰ってからラミネートしてくれたので、今はしおりとして使っています♪
モチーフが可愛いのでオススメです。
ちなみに、私には「たぬき」をくれました。
他を抜く!仕事で1番になって!という娘の願いが込められているそう。
毎回翠窯さんのテントが私の中のGOALなのですが、今回最後に新しい作家さんと出会いまして✨
それがこちら。
梅本勇さんです。
釉薬の色もムラもとても素敵で、プレートの上に小さめの小鉢を乗せてワンプレートにしたいときのために色んな形の小さな器を買って帰りました。
今度はゴブレットのような器や大きめの鉢なども集めたいなと♪
新しい楽しみができて嬉しい!!
行きにはちょうど良い時間に出会えなかった真岡鉄道のSL。
帰りはなんと乗ることができました♪
初めて乗るSL。
窓を閉めててもちょっと煙たいのね。
ただ、乗ってると、走ってるSLの姿が見れないというデメリットも・・
次は走ってる姿が見てみたいな♪
このSLに乗るには、運賃とは別に整理券を購入する必要があります。
真岡鉄道が一番運賃がかかった気がするけど。
これも旅の思い出ということでね。
無人駅も雰囲気がどこか切なくて素敵。
旅の最後の40分程度、ゆっくり外の景色を眺めながら静かに過ごすことができました。
電車で行くとなかなかの長旅気分なのですが、これも慣れると楽しい時間になるのかもしれません。
次は春。
娘がまた一緒に行きたい!というので、もしかしたら恒例行事になるのかな?
ちょっと楽しみだったりします。
*最後に*
今回の娘の益子土産。
前回は陶器でできたオカリナでしたが、今回は練習用のオカリナをゲット。
帰りの道すがら、ピーコピーコ吹きながら帰っていました。
買う前に結構ちゃんと音の出し方を教えてもらって。
私はというと、ようやく買いました、お買い物用の籠を。
これに入れておけば少しは破損を避けられるかなと。
ちなみに、会場内で売られている籠よりも、益子駅から会場に歩いていく途中にある籠屋さんのものの方が作りが丁寧でしっかりしている印象でした。参考までに。
📕今回の旅のお供 📗
陶器市なので、お料理のことを考えながら・・と思い、この本を旅のお供に。
天皇陛下がどんなお食事をされているのか、ちょっと気になりません?
調理場のルールもちょっと覗いてみたい。
誰かの身体のことを考えながら、季節を感じながら作る食事。
働きながらだと、食事の支度って結構時短時短でパパッと作ってしまいがちだけど、きちんと考えて作られた食事はきっと何より身体に良いだろうと思う。
毎日は難しくても、週に一度はきちんと料理する時間を作りたい。
この本の最後に天皇家の食卓レシピがあって、手はかかっているものの、材料がとてもシンプルなのも参考になりました。オススメの1冊です。