とある日の娘との会話
ジュリコ「ねえママ、私ね、ママを選んで大正解だったなあ。もう大っ好き!他のママだったらちょっと嫌だったかも。」
me「そう?それは嬉しいな。ありがとうね」
ジュリコ「もうね、150くらい好き!(この数字はどこから?)」
me「おお!すごい!そんなに好きでいてくれるの?」
ジュリコ「うん!でもね、8000くらいも好きかも!(さっきの150の数字の価値がグンッ!と下がった瞬間笑)」
me「へえ・・満点はどのくらなの?」
ジュリコ「そうだねえ。満点は2000かな(すでに好きの数字の意味がよくわからなくなって来てる)」
me「ふ〜ん・・(返答に困る私)」
ジュリコ「すごいでしょ(ドヤ顔で)」
幼い・・・会話がまるで3歳児としているようだ笑
言っていることの意味がよく分からないし。
面白くていいんだけど。
この姉の影響を受け、かなり言葉の上達の早かった弟のボキャブラリーもおかしな方向へ。
口調がまるでお姉ちゃんそのもの。
話し方だけでなく、話す内容もお姉ちゃんにそっくりに涙。
「ねえママ〜、お母さんってことは、お父さんのパパってことね?じゃあ、ばーばは、ママのお姉ちゃんってことね?分かった?そういう設定で、これからおままごとはじまりま〜す!」
いや、全く配役の意味が分からん。
君との会話はもう少し普通に成り立っていたはずではなかったか?
完全に置いてけぼりの私をよそに、当然のようにはじまるおままごと。
姉は弟のことを「じーじ」と呼ぶが、じーじと呼ばれている弟はエリック王子を演じている。エリック王子を演じていたはずの弟が、気がつくとガイムに変身している。ガイムに変身した弟に影響されて、キョウリュウピンクの変身でなぜかセーラームーンになっている姉。
自由すぎる。
ああ、なんなんだ、この世界は。
先日保育園の個人面談で、この事を話したら、
「この間研修で、4歳くらいまでは夢の中にいるんだって教わりました。空想と現実の境目がなくて、両方を行ったり来たりしてるんですって。でも、保育園で一番年長さんになった時点から、なぜか急にしっかりしてくるんです。だから、今年お姉ちゃんらしくしっかりしてくると思いますよ」
20代前半の先生に教えてもらい、「なるほどねえ」と納得する私。
保育園の先生って大抵若いんだけど、子育て経験がないのにあんなにうまく子どもと信頼関係を築いていけるなんて、ホントすごいなあと思う。逆に私が教えてもらってる。だって、私以上にたくさんの子どもと接しているんだもの。私よりずっと色んなこと知ってて頼りになる。
このところ下の子が猛烈に甘えん坊で、朝「ママ〜!」と悲鳴にも似た声で泣きながら起きてきて、ずっと抱っこ。保育園に行く時も抱っこ。どこかにお出かけする時も抱っこ。抱っこしないとギャン泣きで・・いいのか悪いのかすら判断できないくらい疲労困憊している私は、腰や腕が悲鳴を上げているのも無視してずっと抱っこ。
15kgの米を持って何時間も歩いているようなもの。
そりゃ日に日にたくましくもなるよね。
ウォーターサーバーのボトル5ガロン(約20L)をひょいと持ち上げられるようにもなるよね・・
時々旦那さんがいるときは、「重い〜!手伝って〜!」と演技をしたりします笑
甘えん坊っぷりは態度だけにあらず。それは言葉でも。
満員のエレベーターでのこと。
「ママ、愛してるよ。もうず〜っとおそばにいてほしいな♡」
me「・・・ありがとう。ずっとおそばにいさせていただきます。」
「ママも愛してるよって言って♡」
me「あ、あいしてるよ(言い慣れないのでぎこちない)」
「よかった♡ありがとね!」
この会話を聞いていた周りの大人が笑いをこらえているのが分かる。
私の戸惑っている様子がおかしかったんだろうな。2歳くらいに見える子どもがこんなことを言うのかというおかしさもあるのかも。
この「愛してる」ですが、どうもディズニーのアニメでちょいちょい出てくるので覚えたらしいのです。「愛してるってことはね、大好きよりず〜っと好きってことで、もうず〜っと一緒にいたいってことなんだよ」と教えてもらいました。
そしてディズニーアニメに影響された娘は、王子様がお姫様にキスをするのを見て、パパに「パパ、キスしましょ〜♡」など笑
パパも困って「まだ早いよ。そんなことしなくていいんだよ〜」と戸惑い気味。
どんどん親が戸惑うようなことをどこかから覚えて言うようになるんだろうなあ。
夫婦揃って苦笑いの毎日です。
今年から日記を付け始めた私ですが、こういうちょっと笑えるエピソードを、紙とペンで残して、読み返すのを老後の楽しみに取っておこうと思います笑
【Memo】
結構使えるアイテム、ここにあります♫