一人目が女の子で、二人目が男の子の我が家。
長女が生まれる前に「女の子は子育て楽よ〜」ってよく言われていたけど、やっぱり初めてすぎてそれなりに大変だった。ちょっとイメージと違う。こんなに大変だなんて・・涙
そう思っていたけど・・
男子は二人目の余裕があったとて大変だった。
何が大変て?
動きが全て予測不可能で、常に怪我と隣り合わせで1日に何度も心臓がギュっとなって、言ったことがほとんど響かずイラっと来て、ついていくだけでこっちがヘトヘトになる。
危ないからやめてって言っても、たとえ痛い目に遭ったとしても、また同じことにチャレンジしやがる・・怒。どうすりゃいいの?
先輩ママ友に相談してみたところ・・
「同じことをとにかく10回以上言い続けるの。でも、10回言ったところで響かないかもしれない。その時は諦めよう」
でした笑。
ドリカムの歌にもあるでしょ?「100万回だめでヘトヘトになっても、100万1回目は・・伝わるか〜もしれない〜」
歌詞はちょっと違うけど笑
そんな感じで適当に・・だそうだ。
怪我?もう死にませんようにって祈るしかないんだよ。あとはとにかく100万回でも言い続けられる忍耐力をつけるんだね。
私にできるだろうか・・
そんな話ばかりなのにこんなことが。
お姉ちゃんの小学校の友達が遊びにきて、一緒に公園に行くことになって。
信号待ってるとこでパイプの柵にお姉ちゃんたちが腰掛けてたからボクも座ってみたらしい。
でも、ボクが座ると足が地につかなくて、座れた!と思った瞬間「危ないからそんなとこ座っちゃだめ!」ってお母さんの声がしたかと思ったら後ろにクルン→地面にゴンッ・・・
彼が座ろうとした瞬間嫌な予感がして手を出そうとしたのに間に合わなかった・・後頭部を強打(母、自己嫌悪)。
長女が小さい頃にダイニングの椅子から落ちて脳しんとうを起こしたことがあって、そのときに病院で聞いた事を思い出してあれこれ確認。
・頭を打った後の様子は・・すぐに泣いた。パイプから落ちないようにぎゅっと握ってた。
・その後どうだったか・・目が泳ぐこともなく、受け答えもハッキリできて、少しするといつものテンションに戻った(もう勘弁して)
・数時間後、食事を普通にして吐くこともなく、ボ〜っとすることもなく、寝る瞬間までしゃべり続けてた。
・たんこぶができたけど、出血はなく、痙攣もなく、それ以外の異常もない。
・翌朝も普通に起きて、普通におしゃべりして、普通に動いてた。
これを見て多分大丈夫だろうと思ったけど、素人判断で後悔したくなかったので、翌朝病院へ。
まず24時間は安静にして様子を見るようにとのこと。
あと、3週間目くらいに嘔吐があれば、後頭部を打った衝撃で脳の前方部に血が溜まってることがあるから、その時はすぐ病院へ。
ひとまず目の様子もおかしくないし、しばらく家で様子を見てくださいと。
もうね〜、こういうのばっかり。母ちゃん疲れたぞ。
ビーサンで走ったらコケるよ! → コケてお腹と顎をを強打、泣く。
家の中で走り回ったら頭ぶつけるよ → 案の定作業部屋の机の角で額をぶつけ、泣く。
夏男(猫)に顔を近づけたら叩かれるよ → 「大丈夫だよ〜」と言って顔を近づけ、叩かれた上に頭を(軽〜く)噛まれる。痛くはないが怖かったらしく、泣く。
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なんか注意したことが現実になりすぎて怖い。
予言してるみたいだから、もう注意するのやめようかとさえ思う。
これは男子の育児あるあるなのではなかろうか。
男子の育児で心がける五つのこと。
一、 同じことを十回以上ひたすら言い続ける
二、 同じことを言い続けても響かないことがあるが、気にしないこと
三、 男は痛い目に遭ってもまた痛みを忘れて同じ過ちを犯す生き物だと自分に言い聞かせてとにかく同じことを注意し続けること
四、 生物学上、性別の違いは大きく、そもそも男を理解すること自体無理なんだと思うこと
五、 最後には諦め、どうか無事でと祈ること
姉はいつも弟を見て「男って本当バカ!」っていう。
彼女は弟をよくよく見ているので、すでにわかっているのだ。
何度言っても無駄だということを。
それでも何度も同じことを言い続け、ムカついても何度も許し、バカな弟だけどそれでも愛おしいと思ってしまうのだ。
腹がたつし、もう訳がわからない生き物だけど愛おしい。
なんてこった。