つれづれ日記7

100514ここ数ヶ月は、本当にイケてない自分ばかりが目についてすごく嫌だった。

友達と会っても、嫌われそうで怖かったし、自分から前向きな言葉が出てこない事に恐怖さえ感じる毎日だった。

自分や子供や夫に対してイライラしてばっかだったり、不満ばかりが湧いて出てきたり。だけど、なんだか最近ふと気付いたことがあって、一気にまた自分の体に血が巡り始めた感覚が戻ってきた。

子育てをし始めて、自分の感情が上にも下にもガンガン動きまくることに動揺を隠せない。誰のせいでもない。ただ、子供を育てるということは、それほどエネルギーが必要なんだと。

少し前に、蜷川実花さんがTwitterで「父から”いつでも男を捨てれる女になれ”って言われて育った」ってツイートしてた。まさにそれ。

自分さえしっかり立っていれば、誰かが倒れそうになったとき、一緒にグラつかないで済む。それに倒れないように支えてあげるから!って思う事もできる。育児と仕事と家事をこなすって大変だけど、それが出来る自分ならちゃんと生きて行ける!頑張れる!ってね。

それに、夫婦って、どっちがどれだけ働いて、どっちがどれだけ家族を支えてるかって損得を持ち込むとうまくいかないことも悟った。悪い意味ではなく、「相手に期待しない」のが一番。やりたいことができない、欲しいものが買えない、生活に追われて自分のことが出来ない。なら自分がもっといっぱい働いてどうにかすればいいんじゃん。いや、今までも働いてなかった訳ではないけれど、独身のときの満たされた生活を引きずるとしばしば陥るこのストレス。抱えてるものが大きくなったんだから、もっとたくさん働かないといけなかったんだね。

いろいろ気付けてよかった。

やっぱり結婚、子育てって学びの場。

やめるのは簡単だけど、学ぶことから逃げ続けて山を乗り越えることもやめてしまったら、きっとつまらない人間になっちまう。体中にかさぶたいっぱい作って生きていかないと、説得力のない人になってしまいそうな気もする。私の30代は中身のある40代になる為の貴重な10年なんだろうと思う。

40歳になった自分は振り返ってみて笑ってるかも。
だったらいいな。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.