ママのおともだちとジュリコのおともだち

101125こどもが出来るまではなんでママたちは友達でもない子供同士を”おともだち”と呼ぶのだろうかと、ただ単純に不思議に思っていたのだが、自分がその立場になってみると、確かに他にどう呼べばいいのか分からない。という訳で、ずっと不思議に思っていた”友達かどうかは分からないおともだち”を私もたくさん作ってしまっている。

こどもといえどももう2歳にもなろうかという年頃になると、仲のいい友達という関係が出来上がってしまっていて、うちに帰ってきてもしばらくは○○ちゃんと走ったとか、○○ちゃんと歌ったとか一生懸命語ってくれる。

保育園のクラスメイトは本当にみんな仲良しで、放課後もしばらく遊んで帰ったりするのだけれど、その中でも特に会えばテンションあがりまくりなのがこの写真のBOYと同じマンションの女の子。

仲がいいだけに喧嘩もするのがやっぱりこの子たち。

いつもはみんなを引っ張っていくようなガキ大将チックなジュリコだけど、喧嘩をしたときはすごく不安そうで、その日に仲直りできずに帰ると、それはもう落ち込んで落ち込んで、見ていて切なくなったりする。そんなときは「明日○○ちゃんに一緒にあそぼうって言ってみたら?きっとまた仲良く遊べるよ」って言うんだけど、そうすると「うん、そうるするぅ」と力なくつぶやく。。

喧嘩といっても、ただちょっとどちらかの機嫌が悪かったとか、原因はなんだかよくわからないものが多いんだけど、やっぱり幼いといえどもけんかって嫌なものらしい。

基本的にはとっても仲良しなんだけど。一緒にいる時間が長い分、時々ちょっとわがままになってしまったりもするみたい。でも、こんな素敵なエピソードを聞くこともできた。

最近ちょっと赤ちゃん返りしてるジュリコ。お昼寝のときに寂しくなって泣いちゃったらしく、そのときに同じマンションのおともだちがジュリコをギュッと抱きしめてくれたんだとか。それでジュリコも笑顔になって、布団をくっつけてお昼寝をしましたとさ。見れば見る程まるちゃんとたまちゃんの様な女子2人。もちろんジュリコがまるちゃんだ。たまちゃん(同じマンションの女子友達の仮名)はちょっとおっとりしててのんびり屋さん。ふたりはいつも一緒で、どちらかがお休みだと片方は心細くなってしまうのだとか。

保育園の先生も、この2人の関係にはいつも驚かされますと言っていて、たまちゃんのママともいつもすごいいい縁よねぇと話しているのです。

毎日保育園の帰りは娘が「たまちゃん!こっちよ、おいで〜」と引っ張っていく。そして、たまちゃんは「ジュリコちゃん!待って〜♪」と嬉しそうに2人で走って遊びながらうちまで一緒に帰るのだ。微笑ましや。

私の方も、仕事に復帰する前に通っていたサロンでは全くママの輪に馴染めず、毎日サロンで遊んだあと公園に行って。。みたいなリズムについていけなくてママ友から遠ざかっていたけど、今の保育園のママたちはいい意味でさっぱりしていて楽だ。こどもの話ばかりでもないし、仕事のこととか趣味の話とかもできて楽しい。

やっぱり幼稚園に行かずにこのまま保育園でいいかなと思ってしまうのでした。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.