随分前に池川先生の体内記憶の話を書いたことがあったかなと思います。
うちの子からもそんな話が聞けたらいいなあと思いながらも彼女から自然とそんな話が出てくるのを待っていたのですが、娘からようやく不思議な話が聞けるようになってきました。以前からぽつりぽつりと短いエピソードを聞かせてくれていたのですが、最近はとても詳しく懐かしく思い出すように話してくれます。
それは突然、夜甘えん坊モードになって抱っこしてる時などに出て来たり。。
「あくびくん（弟）とジュリコちゃんね、ずっとずっと一緒に遊んでたの。仲良しで、ずっと遊んでて、そしたら急に呼ばれてジュリコちゃんがちっちゃくなったの。ちっちゃくなったからママのところに行かなくちゃってなって、ママのところに来たのよ」
突然の話でなんのことだか分からなかったけど、何度もこの話を繰り返すので、産まれる前の話かなと思い、
「なんでママのとこに来ようと思ったの？」
と聞くと、
「だってママがひとりで寂しそうだったから」
だって。
誰といても結局はひとりなんだと思う癖が私にはあるので、なんだかハっとして、でもなんだか嬉しくなって。
「ママが寂しくないように来てくれたのね」
と言うと、
「そうだよ。あくびくん（弟）もあとで行くねって言ってたの」
「ふたりが来てくれたからママはひとりじゃなくなったね〜。ありがとうね」
「ふふふ。うん♡」
なんて平和な会話なのかしら（笑）
こんな話をした後に、疲れてグズりはじめたジュリコ。
「歯磨きして〜！やっぱりいや〜！」と大号泣。。
さっきのあの平和な空気はなんだったんだ。。と途方に暮れるほどに（笑）。
あまりの酷さに「じゃあ歯、磨かなくていいよ！」って言うとさらに号泣。私とのやりとりに終わりが見えなくなってきて、パパに助けを求めに行くジュリコ。それでも「ママがいい〜！ママのところに行く〜！」と泣く彼女を見てると、自分の未熟さを憎んでしまいそうになる。
なんで私はもっとうまく彼女をなだめてあげられないのか。
せっかく私が寂しくないようにってそばに来てくれたのに。。
その夜は自分を責めて責めて、夜中何度も目が覚めてしまいました。そんな私を無条件に受け入れてくれるこどもたちは天使のよう。私は自分がますます嫌になる。でも、少しずつでもいいから、優しい大人な人間になりたいなと思うのでした（笑）。
事務所の社長には、「元々自分大好きで、他人のことなんてどうでもいい性格だから。でも、あんたはそれでいいんだよ」って言われたけれど、でも、私はいつも対”人”で悩んでる。ホントだよ。なにかをするのに、軸は「自分が楽しいこと」だけど、誰も喜んでくれないことだとやっぱり楽しくないし、私の幼稚なマイペースさで人を嫌な気持ちにさせているんじゃないかって凄く気になる。ホントだよ（しつこい？笑）
私、優しい人になりたいな（本人は至って真面目につぶやいておりますので、笑わないように。。）
そうそう、この体内記憶前の話にはもうひとつゾワワなことが。
「ジュリコちゃんのお兄ちゃんがね。。」ってちょいちょい言うの。「お兄ちゃんて？」って聞くと「お兄ちゃんがいたの」って。「保育園で遊んでもらってるの？」「ううん。ジュリコちゃんのお兄ちゃん」「もしかして、今ママには見えないけど、ジュリコには見えてるとか？」「ううん。違うよ」
まさかバケオ？いや、それならちっとは彼女自身も怖がってるはず？
わたくし、お子を身ごもったのはジュリコが初めてでして。。ということは、まさか、順序は逆になったけど、将来も一人男の子が産まれるのですか！？
もし数年後に男の子を産んでいたら、この時のことを思い出してゾワワとしてください（笑）マジであるのか、この世以外の世界が（笑）！？
すみません。私、全くもって霊感とかないもので。。想像力も豊かではないので、見えないものは単純にただ怖い。。でも、もしさらにこんな私を選んでやってくる変わった趣味のベイビーがいるというのなら。。受け入れて母ちゃんもっと身を粉にして働くしかないでしょう（笑）
そういえばジュリコの友だちのママから聞いた話で、「○○ちゃんには弟か妹いるのかな？これから生まれてくるのかな？」って聞くと「ううん。もういない。産まれて来ない」って言われて、もうこどもを産むことはないんだなって妙に納得したって言ってたのを思い出した。こどもって不思議で仕方がない。私にもそんな不思議エピソードあったかな。今度母に聞いてみよ。
※写真は、ジュリコが最近ハマってるマニキュア。こういうのを楽しいって言ってくれると、女の子産めて良かったって思ってしまう。もっと女にしか分からない楽しいことを一緒にしていきたい。