舞台「生憎」観て来た

おともだちのさやちゃんと一緒に、鶴田 祐也さんの出る舞台「生憎―それはただひとつの合図―」を観に行ってきました。

カフカの「審判」がモチーフとなっている作品。

カフカと言えば、学生時代に挫折した記憶がありますが、今回はどうだろう。私、理解できるだろうか。ちと不安ながらも楽しみにしておりました。

見終わって、しばらくさやちゃんとの会話のはじまりが見つからず、しばし頭の中でぐるぐる得体の知れないものが渦巻いておりましたが、非現実のようで、でも一歩間違えれば日常に溢れかえりそうな言葉のやりとり。実はとってもリアルな現実なのかもしれない。

夫婦同士の結末のない言い争い。

どちらかが優位に立った時の行き場のない、そして針でぷすりと刺すと一気に爆発してしまいそうな切迫した気持ち。どこの夫婦でも、思いやりと感謝がなければここに行き着いてしまいそうな。

最近は「陽」の部分にしか目を向けていない生活を送っていたので、ものすごく久かたぶりにどどど〜んとダークサイドに浸ってしまいました。

舞台が終わってすぐ外に出て来てくださった出演者の方。

鶴田さんともパチリ。撮らせていただきましたよん。これからも応援してます。この日は冬のような寒さだったのに、カーディガン一枚で「ありがとう」を言って回っていた鶴田さん、やっぱりいい人だ。

私はコートの下は超薄手のブラウス、さやちゃんはトレンチという、2人とも寒さに対応しきれていない格好。春なのに、こんなに寒くなるなんて、反則だ〜!

みなさま、体調を崩されませんように・・

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.