干してる時間が好きという

kokoshi cafe 器

 

食器棚に作家さんがひとつひとつ手作りしてくださった器が増えてきてから、こうして器を干すという時間ができた。

器の土の部分から水分をしっかり抜いていく時間。

必ず器を購入する時に、取り扱いの注意事項を伺うのですが、先日青木浩二さんに伺った際も、普通に洗って、そのあと土の色がついていない土の部分からしっかり水分を飛ばしておけばそれで大丈夫!と聞いて、器を干す時間の中に青木さんの作品も仲間入り。

kokoshi cafeでお取り扱いさせていただいているお気に入りの器。

母からもらった土の感覚が素晴らしい器。

毎日使う稲垣竜一さんの土鍋

そして新しく仲間入りした青木浩二さんの緑青の器。

夜干して、朝食器棚に戻す。

その作業がなぜか好き。

器を大事にしていると、みんなで食卓を囲む時間も大事にできて、そしたらお料理を作ることが楽しくなって、盛りつけや食材選びも楽しくなって・・

今回青木浩二さんの陶展に伺って知った、「器には目一杯乗せず、もっと欲しい時にはまた改めて盛りつけておかわりをする」こと。

日本料理家の豊田恭子さんが青木さんの器とコラボしてお料理会をされていて、その時におっしゃっていた事なんだそうで、それってすごく素敵だなと思った。

ついつい、面倒だなと思ってばっさり盛りつけてしまうけど、目で楽しむってすごく大事だし、贅沢だし、味と一緒に記憶に残るし、なによりその時間を大事に過ごせるよねえ。

家族や友人と食卓を囲む時、器や盛りつけでも楽しめたら素敵だ。

盛りつけはまだまだ勉強していかないと、ざっくりしているから。

ランチ会であれこれ試してみようかなと思ったりね。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.