7月印象的だったのは、お姉ちゃんが育児疲れならぬ弟のお世話疲れな一ヶ月だったこと。
しくしく泣きながら「いつになったらいい子になってくれるのかな・・」と言っている場面をよく目にしました。
私も上に兄がいるので、どちらかというと息子のように甘えてわがままに育った感じなんじゃなかろうかと思う。
長男長女の気苦労が今になって分かり、兄に申し訳ないことをしたなと思う日々。
別にお姉ちゃんだから我慢しなさいとか言ったことないのに、これはもうお姉ちゃんになった宿命なのでしょうか。
自分から譲ったり、我慢したりするんですね。 美味しいものをもっと食べたいのに、弟が泣くから「じゃあ、あげる」と言ってみたり、おもちゃを取られて「なんで取るの〜!」って怒るものの、弟は完全に無視。言っても仕方がないからじゃあもうこの遊びはやめようと諦めたり・・。
幼い頃から”他人は変えられないから自分が変わるしかない”を身をもって理解しているお姉ちゃん。 私はこのことを結婚してから理解しましたけどね笑
自由人でパワフルでわがままな息子。 そして、あまりに泣き虫な息子。
お姉ちゃんはそれを見て、やたらと泣くことが格好悪いと感じているらしく、滅多に泣かなくなった。
お姉ちゃんからも「泣き虫なんて格好悪すぎ!」と言われて唇を噛み締めて泣くのをやめようやめようとする息子をみていると、愛おしくてたまらなくなる。
少しずつ涙をこらえるようになって、お姉ちゃんのように映画を観て感動したり、嬉しくて涙を流したり、涙が登場する場面も変わっていくんだろう。
言葉をはっきりした口調で話すから、身体も大きいからつい周りも彼が今できること以上をのぞんでしまうけれど(保育園の先生ですらそんなことを言っていた)、まだ3歳。あの佇まいからもそうは見えないけど、3歳なのだ。
我が家の子どもたちは、私がしつこいくらいに「人の身体は口にする食べ物でできているんだから、お肌をツルツルにしたいなら、もっと大きくなりたいなら、ずっと元気でいたいなら、お薬の入ってない、自然なものをたくさん食べなきゃだめよ」と言い続けているので、結構食べることを大切に考えて育っているように思う。
一応苦手な食べ物はそれぞれあって、娘はコーン(昨日頑張って食べ始めましたが)と牛乳、息子はなすびとブロッコリー。それでも嫌いなものが少ない方なんじゃないかと思う。
食べる時のお約束事は
「食べている途中に立ち歩かない」
「作ってもらったものはできる限り努力して食べる」
「食べ物で遊ばない」
「毎日家族で美味しくごはんを食べられることに感謝すること」。
この中でどうしてもお姉ちゃんができないのが「食べている途中に立ち歩かない」。
下の子は、この4つに関してはできないとお父さんがかなり厳しく叱るので、お姉ちゃんががっつり叱られているのを見ていたからか、しっかり守っている。ホント下の子は要領がいい。
とにかく食べ物は大切にしよう。
元気な身体にしてくれてありがとうと感謝して食べよう。
お野菜や動物、そして作ってくれたお母さんに感謝しよう。
四六時中そばにいる訳ではないお父さんの伝えたいことはお母さんよりシンプルで揺るがない。
まずはお父さんが「お母さんの作るご飯が一番美味しいね〜。幸せだね〜。今日もありがとう。」と日々口にしてくれることで、子どもたちも食べることを大切に考えるようになってくれた気がする。
お母さんは日々同じことを言い続けているから、どこか聞き流されていることが多いけど、お父さんのひと言は重く感じる。大事な役割。
例えば家事はほとんどやらないし、育児に関しても休日以外はほとんど私の役割になってしまっているけれど、それでもまあ・・お風呂くらい毎日入れてくれたらなとか、歯の仕上げ磨きはやってくれないかな・・とか、例えば息子のトイレくらいついて行ってくれないかなとか笑・・思うけど、まあ・・大事なとこでビシっと言ってくれるお父さんでいてくれるからいいか、と。
「不満とかないの?」と聞かれることが多いのですが、家族が円満であることには間違いはないのですが、それこそ育児疲れは半端ない訳で、細々としたことを手伝ってくれる人(夫)がいたらな・・とは思うけど、そこはもう見て見ぬ振りです。
そこばかり考え始めたらもうそれこそ世の中でよく言う「私は何の為に生きているのかしら?人の世話ばかりして・・」になる訳です。
大抵の男性は、「自分はよく家事や育児を手伝っている」と思っているはずなので、自分なりにはやってくれているんだろうと思うと、それ以上は言わないのが賢明。喧嘩するエネルギーが私にはありません。
朝起きてまず「ママ、お茶〜!」「お腹すいた」「ママ、パンにバターがない!」「ママ、トイレ〜!」「ママ、置き替え手伝って〜」「ママ、歯みがきの仕上げして〜」「ママ、靴下どれはけばいい?」「ママ、保育園の用意できてる?」「ママ、おやつなに?」「ママ、のどかわいた」「ママ、トイレ〜!」「ママ、テレビつけて」「ママ、トイレ〜!」「ママ、お腹すいた」「ママ、お洋服が汚れた」「ママ、暑い」「ママ、一緒に遊ぼ〜」「ママ、トイレ〜!」「ママ、ご飯まだ?」「ママ、お風呂入ろ」「ママ、頭洗うの仕上げして」「ママ、体拭いて」「ママ、パンツはかせて」「ママ、喉かわいた」「ママ、歯の仕上げみがきして」「ママ、そろそろ一緒に寝よ」「ママ、のどかわいた」「ママ、お茶を枕のとこ置いといて」・・・「ママ、今日も大好きだよ。ず〜っと大好きだよ」
一日に何度あれしろこれしろと呼ばれるか笑 一日の最後に「大好きだよ」と言ってくれるのだけれど、そこに行き着くまで長い。
自分でできることでもわざわざ呼ぶんだよね。
あれなんでだ笑?
お蔭で、私は寝付きが悪いという日が全くなく、大抵力つきてのび太のように瞬時に眠りに落ちてしまう。
ある意味日々全力です。