小学生になると、急に区からいろんな習い事の案内が来るようになる。
しかもそれがほとんどタダ同然で教えてもらえたりして。
ついでに息子も・・そう思ってしまうのも当然で。体は大きいし、身体能力も上の子が4歳の頃より格段に高い。これならお姉ちゃんたちと一緒にいろいろやれるんじゃないか。そんなことを考えてしまいました。
上の子が最近やり始めてハマっているのがテニス。
他にも剣道やアーチェリーなどなどやりたいらしい。
だけど、大抵のスポーツが小1から。
早くからできるものでも年中さんから。
体が大きいからとてやっぱり「年中さんになってからね」と言われる。
でも、それがなぜなのか少しわかった気がした息子の行動があって。
「集合〜!」の声で子供達がコーチの周りに集合する中、テニスのラケットを持って走り回ってる男がひとり・・そう、彼だ。
楽しいことを中断できない彼。
まず、人の話を聞けるようにならないと習い事は難しいんだなと気がついた私(なるほどなるほど)。
もちろん上の子もまだまだちゃんとコーチの話を聞いてない。
とりあえず集合〜!とかラケットの持ち方とか、注意事項は聞けるけど、ラケットの振り方とかボールの扱い方とか、そういう地味な指導の時は話半分でしか聞いてない・・
それでもまだ注意事項が聞けるからよしとするか。
少なくとも野生児ではないし。
最近は、かかとをつけたまま座ったり立ったりすることができない子が多いとのこと。
うちでさっそくやってみると、確かにふたりともできない。でも、ここ2、3日毎日やってたらすぐできるようになる。これって、親が忙しかったり面倒臭がったりして一緒にやらないからだよね?
水泳も習い事としては最も入りにくいもののひとつだけど、小さいうちから一緒にプールに行って、泳ぎ方教えてたらまずなんとなくできるようにはなるよね?
テニスのコーチも、普段からキャッチボールお子さんとやってくださいって言ってた。
ボールが向かって来た時どうキャッチするか、どう動けばいいか、日頃からその辺の脳をしっかり鍛えてあげることがいろいろ習う前に大事なことですよって。
幼稚園からがっちがちに習い事いっぱいやってる子もたくさんいるけど、親と一緒にキャッチボールをした記憶、一緒に毎晩ストレッチや相撲をしたり、1日の出来事を目を見てしっかり聞いてあげること、そっちの方がもっとずっと大事な時期かもしれないな〜って思った。
話をちゃんと聞けない子は、きっと一番近くにいる親がちゃんと話を聞いてあげてない場合が多いんじゃないかな。うちもきっとそうだったんだと思う。
忙しくて疲れてて、一生懸命話をしているのに、片手間に聞いてた気がする。
上の子がきちんと話を聞けないのはきっと自分たちのせいだねと主人と反省して、目を見てじっくり話を聞くこと。どこかにいかなくても、こどもたちとキャッチボールをするだけでもいい。休日はできるだけそんな時間を作ろう。
そうゆる〜く自分のなかで目標を立てた。
下の子が誰かに何かを教わるようになるタイミングで、彼の持ってる力をしっかり活かせるように、普段から少しずつ地道に準備しておいてあげよう。