我が家のやっかいな理系男子

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理系男子と言えば、メガネをかけていてちょっとひょろりとしてるイメージ?

私の中ではthe 理系男子(おじさん?)は主人。
noメガネでガタイがいい。だからして自ずと威圧的だ笑

主人は子供たちを理系にしたがってそうな気がする。
彼らが今日あったことをなんとなく話していても、「なんか言ってることが理論的じゃないな」「もっとまとめていいなよ」そんな、私からするとイラっとする指摘をする。

特に娘はそれが嫌らしく、宿題をしている姿や何かを練習している姿を父親に見られるのを嫌う。

どうしても同じ空間に父親がいて、宿題の音読をしないといけないとき、「お願いだからパパは耳を塞いでてくれない?」って笑

いちいち指摘されるのがもう嫌で仕方ないのよね。

でも、うちの理系頭脳は全く悪気がなく、私たちがうんざりしているのにもあまり気づいていないような気がする。

 

なので、最近は私も文系なりにいちいち指摘してみるのだ。

「どうしてそういう言い方しかできないの?」
「日本語には相手にやさしく伝える表現がたくさんあるのに。だから小馬鹿にした言い方にしか伝わらないんだよ」

なにがいけなかったんだと不思議そうな顔をしているけれど、これからまだまだ長い間一緒にいる予定ではいるので笑、少しでも言葉の使い方が変わるといいなと思うわけです。

 

極端に理系脳な夫と、極端に文系脳な私。

その違いたるやまとめてみると面白いくらいに食い違う。

① 家電を買うとき・・・
夫:光熱費や価格、それに機能が伴うのかどうかを総合的に見て決める。
私:良さそうなものを買う。

② 興味のあることについて話すとき・・・
夫:理屈っぽくて、途中から自分の世界の独り言になりがち。
私:自分の感情、心情が織り込まれる為、どこか抽象的。

③ 自分の時間を
夫:お金に換算する。なのでせっかち。
私:一見無駄な時間の中にもきっとおもしろいことはあるさと思う。

④ 愛情表現が
夫:ダイレクト過ぎて返事に困る。
私:回りくどくて伝わらない。

⑤ 相手の苦手なことに対して
夫:地図が読めない、瞬時に計算できないことなどを「常識的にどうとうか、人としてどうとか」とバカにする(バカにしてるつもりはないらしいが)。
私:日記に書いてすっきりする笑

⑥ ケンカになったとき
夫:私が粉々になるまで議論。
私:言うことだけ言ったら意識は宙を舞い、もう戦う気が失せる。

⑦ 予定の管理は
夫:すべてクラウドの中。家族の予定もクラウド上で共有することを求める。
私:手帳に書いて自己管理。人に管理されるのが嫌。

⑧ 便利なんだけど
夫:iPad、iPhone、テレビのHDDレコーダー、スピーカー・・ありとあらゆるものをWiFiで繋ぐ。
私:便利な時代から取り残される。ネットの調子が悪くても、主人が帰ってくるまで待つ。ルーターの再起動とか怖くてできない。

 

どの角度から見ても、共通点がない。
なんで結婚できたんだろうね。
そんなことを笑い話でよくするのですが、主人はその答えをダイレクトに「外見が好きだ」と笑。

外見は変わるけど?すでに変わってきてるけど?

ま、その時はその時か。

私は私で、「私にないものしか持ってないから」もとい、「私にないものばかり持っているから」というのが今思う答え。

まあ凸凹すぎるとそれはそれでうまくいくのかもしれないなと。

 

共通しているところと言えば、

何よりも家族を大切に。

そこかな。

 

息子はメガネ男子だけど、どうも理系男子じゃないような気がする。だって、私と気があうから。

一方もしかしたら娘は理系女子になるのかもしれない。言葉足らずでぶつかってくるところとか、凝り性なところとか、やたらと冷静なところとか、いつも一歩引いて周りを見てるところとか。もう少し大きくなって、リアル理系女子になったとき、今度は「我が家のやっかいな理系女子」っていうblogを書こう。

 

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.