息子、お姉ちゃんが去年9級に合格したのを見て「僕も漢検受ける!」と勉強をはじめました。
部屋の片付けとか、お風呂に入ることとか、自分が好きじゃないことはいくら言ってもだめだけど、自分のやりたいことには一直線。
好きなことをまず伸ばしてあげるほうが、やりたいくないことを無理やりやらせるよりずっと効率がいいとようやく気がついた私は、去年からとりあえずやりたくないならやらなくてもいいよが口癖となりました。
漢検のお勉強なら、黙って集中してちゃんと一日の課題をこなせるし、毎日でも文句を言わずにやれるらしい。
漢検の勉強はもちろん10級のためのものだけど、基本的に言語に対して興味があるようなので、街中で見た読めない漢字は必ず「あれ何て読むの?」って聞くし、本も積極的に読んで、語彙を増やしているみたい。
それに便乗して、今彼には丁寧な言葉を教えていて、大人に何かを尋ねるのも、できるだけ彼に「自分で聞いておいで」というように心がけております。
はじめは恥ずかしがっていたけど、これが一度できると自信が持てるようになるのか、次からは自分から進んで大人に話しかけるように。
さっきも図書館で、「蚕についての本が読みたいんですが、書庫にあるって書かれてありました。見せてもらうことはできますか?」って。
6歳にしてはたどたどしさがないからか、大人は大抵面白がっていろいろ話をしてくれるんですね。すごいね〜!ずいぶんしっかりしてるね〜!そう言われる度に「自分は年の割にしっかりしてる」と思い込み、さらにしっかりした口調で話をするといういいサイクル♪
これが逆に、姉のほうは未だにちょっとたどたどしい感じで、それはそれで不思議ちゃんな性格と合っているのか、8歳でこの幼い感じのしゃべり方が面白いと言われたり笑。
そして、娘も、「不思議ちゃんで面白い」というのが褒め言葉だと認識していて、そんな自分が好きらしい。
こうなって欲しいっていうイメージは確かに私にもあるものの、どうなりたいかは彼らの中にあって、それを私がどうにかすることなどできないことがわかったので、まだまだ本能のままに生きている彼らの、エネルギーの注がれているものに私も一緒にエネルギーを注いでいこうかと思うこの頃。
ちなみに、娘にずっとやりたいと言っていたダンスを習わせてあげてから、見違えるほどに運動神経がよくなって、今年の運動会ではかなり足が速くなったなとびっくりしたほど。
ただ、そんなこんなで彼らの”やってみたい”をできる限り叶えた結果、一日に3つも習い事が重なるという結果に・・送り迎えして待ってるだけだとただ疲れるだけなので、できるものは一緒に習おうと思う母さんです。