「そろそろ会いたいね」と特に目的もなく約束をして友人とミッドタウンのNIRVANA New Yorkでランチをしました。
インド料理のランチビュッフェで、ここなら長居できるね〜と(←基本そこ)いうことでここに。
普段は話したいことがあるときとか、仕事の話をするときとか・・用はないけどなんとなく会う?みたいなことをしない私笑。
仕事の時は別として、プライベートでなにもないけど時間できたから会おうか?と声をかけるのはほんっのわずか。気を使いすぎる性格なので、声をかけて迷惑だったら?とか余計なことを考えてしまうの。
でも、2、3人でもこういう友達がいるのは幸せなこと。
話題があちこち飛んでも気にしない。
特に実ある話をしている訳でもない。
それでも楽しくて、なんだかほっとする。
十分あると思っていたランチタイムもあっという間に終わってしまい、でももう少し・・と、友人の香水選びに付き合ってみる。
親しい友人の中で唯一の関西弁の彼女は、見た目強そうでチャキチャキしてそうだけど、中身は私よりずっと女性的で優しい。私は見た目女性的だと言われるけれど、中身は結構ドライ。見た目で人は判断できないね〜(特に男性には見抜けない笑)
洞察力抜群の店員さんから、足りないところを香水で埋めるといいらしいですよとアドバイスをもらい、補いたい香りを考える。
友人は大人のエロさとドラマティックさが欲しいとか。
でも、色気はあるから、あとはパっと見の分かりやすい優しさをプラスしたらいい感じの色気になるんじゃない?ってことで、店員さんにエロい香りと甘めの香りを選んでもらった。
私は、甘くてシンプルな香りだとそのままなので、逆にエロさをプラスしたらその意外さにトキメク人も出てくるんじゃない?とか笑
その友人とお買い物してると、香水ひとつ選ぶのでさえ面白い。
だって、私はアドバイスを聞くまでもなく迷わず「この香りがいい!」って好きな香りが決まるけど、友人は優しさの香りかエロい香りかでず〜〜〜〜っと迷ってる。店員さんに悩み相談をするように、じっくり話を聞いて決めるの。
店員さんの「今、心の中に迷いがあるんですね〜。そんな時は買わないほうがいいかもしれませんよ」のアドバイスに、香水の奥深さを感じる。
きっと友人は自分がなにに迷っているのか分かってないと思うけど笑、着地点が見えずに上空をずっと旋回している状態なんだろうなっていうのは見てて思う。
それが香水選びで顕著に表れてくるなんてね。
ちなみに、かなりの時間迷って彼女が買ったのは甘く優しい香り。
買うと決めても迷っている彼女は、どっちも買っていくわとまたアホな散財女王になりそうなところをどうにか制止。だってさ、2本買ったら3万円だよ?
てなわけで、友人と私もついでにエロい香りのサンプルをいただき、その日のデートは終了となりました。
特になにをしたでもないけど、楽しかった。
そういう時間、私には時々必要だなと思う。
東京で過ごすようになって14年くらいかな?気張らず会える友人ができてよかった。
私の人生の目標のひとつに、「なんとなく会いたくて会える友人をもつ」という項目があった。ひとつはクリア。大切にしていこう。