今日はまた、新しい朝だと思えば

朝焼け

私は相変わらず早起きです。

 

5時前には猫たちがそわそわしてきて、そのうちナ〜ゴナ〜ゴ鳴き始め、渋々起きる。それも相変わらずです。

でも、早起きしていいこともあります。

 

晴れの日でも曇りの日でも雨の日でも。
朝は必ずやってきて。
その朝は私が「新しい一日がはじまる」と思えば、誰がなんと言おうと新しい一日のはじまり。

 

自分に引っかかってる問題があるなら、それは引き続きそばにあるかもしれないけれど、新しい一日ではまた問題の向く方向も違ってくるかもしれない。

もし同じ表情をしていたなら、アプローチの仕方を変えてみるしかない。
もしくはその先にあるものに目を向けて、とにかく進むしかないのかもしれない。

相変わらず悩みというものを自分の中だけにしまいこむ性格の私は、そんな風にして、絶対に止まることのない時間に足元をすくわれて立ち上がれなくならないように踏ん張ってきました。

 

夫とけんかになった日も、寝て起きたらお互い昨日の自分じゃない。
「昨日のあれ、マジでむかついたんだからね!ま、もういいけどさ。」ひと言言わずにはいられない時だって、夜を挟むとなんか冗談ぽく言えちゃったりして。

こどもたちが泣きわめく夜があったとしても、朝起きてくる時にはもう違う彼らがいる。
疲れてなんかムカついてた気持ちを、ギュっと抱きしめてふ〜っと手放すのも大事。

 

朝、明るくなってく空を見上げるとき、一度心をリセットして新しい朝をはじめてみる。

 

家庭がいつも穏やかで仲良しで楽しくい続けられる秘訣は、そこにあるのかなと思う。

いい意味の「鈍感力」。

 

昨日友人とランチをしてる時にふと思ったんだけど、周りからみるとうちの夫は上から目線で私に指図しているようにも見えることがあるらしい。が、私はいつの頃からか「なるほどね〜。自分じゃ思いつかないことだったよ〜。ちょっとやってみようかな。実はおもしろかったりするかもだよね。」と喜んでアドバイスを受け取れるようになった。

指図されてると思えば腹の立つこともあるだろうけど、きっとそばで見ていて客観的に思うことがあるんだろうし、自分じゃ気付かない世界を見れるチャンスかもしれないと恐ろしく前向きな気持ちになれば、それはまたおもしろい展開になったり。

 

お互いそのイライラに対する鈍感力を大いに発揮するようになってから、前ならけんかになりそうなきっかけも、笑って「ばっかじゃないの」で終われるようになった。

どこかのタイミングで気持ちを切り替えること。
嫌な気持ちを必ずどこかで自分からはぎ落とすこと。

それができるようになってからは穏やかで「ま、どうにかなるさ」な気持ちでいられるようになった気がする。

 

今難しくても、心がけていたらきっとそうなってくと思う。
それこそたくさん丸いハゲを作って毎日苦しんでいた頃の昔の私にそう言ってあげたいわ。

 

今日はまた新しい一日。

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.