週4保育の息子は、平日1日お休み。
今日は一緒に美味しいランチを食べに行こうかとちょっと遠くまでトコトコ歩いて散策。片時も手を離すことなく、頭をかくときももう片方の手で私の手を持ち、「逃がさんぞ」と言わんばかりにずっと手を繋いでる。
「お母さんとふたりだけの秘密の美味しいお店を探そうね」
”お母さんとふたりだけの秘密”が欲しい息子。
が、秘密を1時間と秘密にしておけないのが子供というもの。
前に上の子と一緒に放課後お茶しに行ってクリームソーダーを飲んだことがあった。別に内緒にしておこうねと言った訳ではないんだけど、きっとふたりで行ったと言ったら泣くだろうということで、わざわざ言わないでおこうかってことに。
夕方下の子を保育園にお迎えに行った時のこと「ねえママ、クリームソーダー食べたことは弟には内緒だよね?」下の子の前でわざわざ言っちゃう姉。
「え!?僕がいない時にふたりでクリームソーダー飲んだの!?信じらんない!許せない!」
それからものすごい勢いで泣き、自分だけ仲間外れにされてると落ち込み、それはもう大変だった・・
また別の日、下の子だけがお休みの時に一緒にサンマルクカフェでお茶したことを「この間ここでお母さんと内緒のティーパーティーしたよね〜」と弟。
「別に内緒じゃないよ。たまたまお休みだったから公園の帰りに寄っただけだよ」とフォローしたものの、姉、大激怒・・
とにかくお母さんを独り占めしたということが嬉しいお年頃のふたり。
お母さんとふたりで遊んだ。
お母さんとふたりでお散歩した。
お母さんとふたりでカフェに行った。
お母さんとふたりで妖怪ウォッチ見た。
段々どうでもいいことまで自慢し始めて大げんかになる。
ただ面白いことに、お父さんにはその秘め事を絶対に言わないのだ笑
なぜでしょう。
下の子はお母さんに甘えている姿を見せたくないと思うらしく、上の子は「パパに教えるの面倒臭い」という笑
お父さんてなんかかわいそうだな・・と思う反面、必要以上に必要とされすぎないこの適度な距離感が羨ましく感じることもある。
あ、そんなこと言ったら主人から猛反撃されるかな・・怖い。
お風呂に入るのも、寝る前に手を繋ぐのも、絵本を読むのも、歯磨きの仕上げをするのも、お尻を拭くのも(弟限定ですが)、「お母さんがいい〜!」
一歩引いて見れば必要とされていいよね〜って感じがするけれど、ちょっと自分たちでできることはしてくれよとも思う。
下の子に限っては、ここに書くことも彼にとってはきっと恥ずかしくて仕方がないだろうと思うようなことまで「お母さん、おねが〜い!」という。お父さんの見ていないところで「もう、頼むよ・・」と言ってしまいそうなくらいに甘え頼ってくるこどもたち。
3日ほど一人旅に出てきてもいいかな・・
一筆書いてどこかへ放浪したくなる。
今日もきっと、「お母さんとふたりでランチのあとプリン食べたんだ〜特別に〜!」とかお姉ちゃんに自慢するんだろう。しちゃだめよというと余計したくなるのが子供というものなので、できるだけ今日ふたりで過ごした時間は即忘れてしまうようにと願うばかり・・