台所限定、捨てない生活3

干し野菜

今朝の我が家の干し網はこんな状態になってます。

皮付き干し芋、皮なし干し芋、かぼちゃ、大根、レンコン。

それぞれいつまで干せば食べられるのか、いつまで干して乾き具合をチェックするのかメモ書きしています。

干し芋に関しては、2日から3日おきにふかして仕込んでいます。

意外と私、大根が安くなってた〜!と思って買っても、大根の煮物って時間がかかることもあって、1/3お漬物にしたらあとはなかなか使うことがなくて皮がふやけてた・・なんてことがあるのですが、お野菜を干すようになってからは、残りは全て干してストック。これを甘辛く煮てポリポリいただくのが好きです。また大根の干し野菜をお料理するタイミングが来たら調理例もアップしますね。

そして、今日こそはカフェ修行で学んだことをアウトプット。

まず、お野菜を洗うとき、皮についた農薬をきれいにするために私はビオソルトに少しつけておくのですが、その後たわしできれいに洗います。そしてお野菜をカットする際に出る皮やヘタは水気を切ってジップロックにストック。ベジブロスになります(使い方は水切りの後に)

お野菜長持ちのコツ

私とタイプの似てる、大雑把な人ならきっとしていなかったはず笑。それは、水気をしっかり切ること。

私、お野菜の水切り器って必要かな?と思ってたんだけど、ようやくその必要性を理解した次第で笑。早速我が家にもお迎えしました。

葉物のサラダも、ちぎって氷水につけた後、お野菜の水切り器でしっかり水気を切って、キッチンペーパーをしいたジップロックに入れておけば、いつもよりずっと長持ちします。

しかも毎回サラダを用意しなくても、ジップロックからさっと出して盛り付けるだけでいいから時短にもなります。

買ってそのまま冷蔵庫に入れておくと、すぐに葉がグジュグジュになったりして・・葉物の値段が高い今の時期、廃棄する部分が少しでも少なくなるとお財布にも優しくていいでしょう?

とにかくはじめ面倒でも、冷蔵庫の冷気が当たらないように新聞紙に包むとかジップロックに入れておくとかして保管するのが捨てない生活のための必要な手間。

そんなの当然でしょう?って思われる方が大半と思いますが、なにかと忙しくてゆっくりする時間がなくて台所に立つ時間は極力短時間で済ませたい上に大雑把な私は、そのひと手間すら面倒だなと思っていたのです・・そうすべきだとは知っていたけど、やらなかったタイプ。

でも、捨てないことは結局食費にも影響する。大事なことなのですね。

 

いつもは捨ててたお野菜の皮やヘタは・・

こちらは以前も書いたことがある気がしますが、ベジブロスにします。以前は玉ねぎの皮も使っていましたが、どうしても農薬が気になるなあと最近は感じているので、ヘタ部分や茶色の皮から一枚内側で、固そうな部分があるときにストックしておきます。あとは大根やカブの葉や皮。ピーマンの種、かぼちゃの種や皮。しいたけの軸の部分を使わなかった時・・いろいろこれまでは廃棄してたっぽいものがありますね。

それを3、4日分まとめてお鍋でコトコトします。

それを冷蔵庫で保管しておくのですが、何に使えばいいのかわからない方へ、こんなときに使います。

 

ベジブロスの活用法いろいろ

とにかくなんにでも使えるのですが、

① 煮物のお出汁として。
いりこや昆布のエキスを抽出する際のベースに。
味に深みがでます。

② 2日目のカレーに。
2日目のカレーがちょっと水分が減って固くなってしまっていることはないですか?そんな時に少し加えて温めなおしたりします。

③ スープのお出汁に。
お味噌汁やその他いろいろなスープのベースに使います。

④ パスタのソースに。
これをし始めて、我が家のパスタがぐんと美味しくなったのですが、ベジブロスに少しのウェイパーを加えたものをパスタソースに加えることで、手作りパスタソースがぐんと美味しくなります。
パスタはカフェ修行で一番上達したもの。
ここでもストックしておくと、とっても便利なものがあるので、またそれは別の機会に書きますね。

⑤ スープだけではなく、うどんのおつゆやお鍋のだしにも。
スープに使えるんだから、もちろん使えますね。

⑥ 炊き込み御飯に。
いつもはご飯を炊くとき水を入れますが、炊き込み御飯の時にベジブロスで炊きます。味がしみてとっても美味しく仕上がります。

こういう生活を続けていると、ベジブロスを使った時の味の違いもわかるようになりますよ。添加物いっぱいの調味料をガンガン使っていると、いつまでたっても繊細な味の違いはわかりません。断言しちゃいましょう。

 

ベジブロスには免疫力を高めてくれるファイトケミカルという機能成分が含まれている上に、抗酸化作用もあるので、錆びない体、健康維持のためにやって損はない!

ただ、ベジブロスを作ることを考えると、お野菜選びはかなり真剣にならざるを得ませんが笑。農薬いっぱい使って形も色艶もピッカピカなお野菜は逆に毒にもなりうるかもしれませんし。形が悪くても、減農や無農薬のものを選びたいです。かといって、すべてを無農薬にするのは現実的に大変だったりもするので、そこは自分の中でこれはベジブロスに使いたいと思うところだけにするとか、調整していけばいいのかなと思います。

 

ただカフェでまったりしているわけじゃないのです、私笑。
文字通り修行をしております。

カフェって、キッチンに入ると広くいろんなことを知っていないといけないので、冷蔵庫の管理法から野菜の洗い方、無駄のない切り方、炒め方、調味料の使い方・・それはもういろんなことを教えてもらえて本当に勉強になる。

kokoshi cafeを日本の手仕事が置いてあるお店にするのか、カフェとリンクさせるのか、そのあたりのイメージはまだ構想中なのだけれど、カフェとつながらなかったとしても、器の魅力を最大限に活かせるお料理の知識はきっと無駄じゃない。

カフェ修行もそろそろ2ヶ月目に突入していますが、1ヶ月じゃ足りなくて、まだまだ吸収することいっぱい。少しずつ自分のやりたいこともお料理に反映させてもらえるようになってきたので、また2ヶ月目は違うおもしろさを感じられる時間が過ごせそうです!

cocomiu
cocomiu (as a designer and an illustrator) lives in Tokyo with my husband,daughter and cats. likes taking photos, doing yoga and shopping.